exchangeable fact
11/21/10
人文科学書の実に9割は、真理や真実の追究などとは無縁であるというひとつの仮定をたててみよう。事実など最初から存在しなかったのだし、また事実などど うにでも曲げて構わない。重要なことは、真実を語ることなどでなければ、精神の秘密を言い当てることもでない。何事か、...
11/20/10
雰囲気とか、空気感とかいう、あたかもいい加減な言葉がある。そんな言葉を発することで、何かを記述したつもりにさせる、重要なものがあるかのような錯覚を起こさせる便利で無意味な言葉だ。これを侮ってはいけない。たとえばそこに、廃墟と、乞食と、砕けちったガラス瓶と夜がある。...
09/30/10
近代アートとは芸術に対する反則の歴史であった、というひとつの仮定を立てるならば、何故これがアートになるのか理解できない、というアートがアートとして評価された理由がいともたやすく理解できる。ことの始まりは、クールベでもマネでもデュシャンでもいい、誰かが最初に反則をやらかした。...
07/30/10
2008年、昭和女子大の講堂で行われた吉本隆明の講演がDVDで発売されると知り、とても興奮したのを覚えている。誰でも人生のうちで一人二人、 自分の人生観を根底からヒックリ返してしまった、そんな人との出会いがあるのではなかろうか。...



